gと烙印(@アニメてにをは)

ジブリにまつわる回想、考察を書いていきます。

gと烙印:第1回~焼きごてのような思い出(その3)+吉田自由児よ、嘘はよくないな

 「東小金井村塾」とは、スタジオジブリが主宰した若手アニメ演出家を養成することを目的とした塾のことです。二期だけつまり二年間だけ続き、玉井夕海さんはその二期生、塾長は宮崎駿なのでした。ぼくが塾生だったのは第一期の方なので、玉井さんとは面識はなく、第一期の塾長は高畑勲さんでした。
 ぼくはこの塾に参加したことがきっかけになり、塾が最終講義で終わってから誘いがあって、ジブリで働くことになったのです。
 「東小金井村塾」がどんな形で開催されていたのか、うろ覚えです。もう四半世紀前ですからね。
 ぼくは隔週の土曜日だったような記憶がするのですが、ほかのひとは毎週金曜日の夕方だったという証言がサイト上にあります。
 ちなみにネット上で塾生だったことをテキストとして書いて公言しているのはこのひとただひとりです。

 

www.digital-knowledge.co.jp

 

 インターネットビジネスの会社役員をやっているこの「吉田自由児」という人物は、確かにわたしと同じ一期生として塾に在籍していたのですが、このひとが厄介なのは自分の会社のサイトにこのようなジブリの回想記を書いていることです。
 この回想記を読むと、この「吉田自由児」というひとはあたかもジブリで働いていた、みたいな誤解を生む書き方をしていますが、それは真っ赤な嘘なのです。
 こういう始末に悪い嘘回想記って、誰か問題にしないのかなと不思議です。
 こんなことを平気でやれるひとですから、ご自分の会社内では《かつてぼくは本当にジブリで働いていたんだよ》という嘘の既成事実を作って生きていたとしても全然不思議でない、十分あり得る《嘘まみれの人生》を送っているのでしょう。
 しかしこの《偽ジブリマン》の存在は、ジブリが生み出すあの強烈な磁力があってこその、その存在と言えるでしょう。氏は社会的に十分すぎるほど成功を収めながら/あるいは収め終わったからこそより貪欲に《ジブリの成功という果実》にぐちょぐちょにまみれたいのでしょうか。
 この《嘘ジブリマン》に典型的なように、ジブリの作品なりジブリのブランドイメージなりが強く放つ《ピュアネス》に多くのひとが惹かれながら/惹かれるあまりに各人がとってしまう行動の、ピュアとは言いがたい虚飾を求める心、さもしい心算、偽りを言ってでも浴びたい栄光を、自分も得たいと思ってしまうのだと思います。
(その4へつづく)