gと烙印(@アニメてにをは)

ジブリにまつわる回想、考察を書いていきます。

◆gと烙印◆【02~語り直し】(その1)

またまた不可思議な試みをします。
新たな語り直しである「gと烙印」ですが、
エピソード00と02を同時並行して連載します。
それが正しい選択かわかりませんが、こうしてみたいと思ったのです。
ご感想、ご意見あればお気軽にどうぞ。
 
◆gと烙印02~語り直し◆(その1)
 さて今回始まるこの文章は、もう十数年前、2000年代前半ころに書いて、大学院の仲間たちに読んでもらい、その反応を探るのが目的だった文章の掘り起こしです。
 だからいわば、もうひとつの「gと烙印」の始まり、になるはずだった文章です。
 「なるはずだった」とは、この文章を書いてしばらくして(この文章が原因ではないのですが)在籍していた大学院の研究室から実質上追放されて、すごいトラブル(このこともいつか小説にしたいくらいのドラマ)に巻き込まれて、この文章の存在や続きなんか、脳内からぶっとんでしまったのでした。
 前回の書き出しとはずいぶん文章の調子が違うと思います。
 比較の意味合いも兼ねつつ読んでいただけたら面白いかもしれません。こういった口調でしかジブリのことが書けないときが石曽根にもあったという、ドキュメントな面白さもあるし、あるいは、あの段階でなければ出てこなかったユニークかつ端的な表現も読めるでしょう。
 語り直しという変則的な始まりも、まさに始まりだからこそ起こり得る、新たな/別の「gと烙印」の可能性(いまや後戻りできない不可能性)として、うまくはまらないパズルのピースのようなもどかしさを感じながら、読んでいただければうれしいです。(02は2へとつづく)