gと烙印(@アニメてにをは)

ジブリにまつわる回想、考察を書いていきます。

◆gと烙印◆【02~語り直し】(その6)

 こうわかりやすく書き始めることは、逆にぼくには枷となって後々までその「不自由さ」に呪縛されることになるだろうと予感している。
 この書き方は誤解を生み、その誤解を解くようぼくはあわてて道草のように道の各地点に座り込み誤解の雑草を抜いていく。それでもショートカットを進めば進むほど、通り過ぎた背後に誤解の雑草たちがざわざわと音を立てて生え揃っていくのだ。
 それでもこの誤解の雑草を茂らせてみるように、あえてこの直線的に貫く「わたしのジブリの履歴」を語りつづけてみよう。
 そうするのも、下世話に興味本位で読み始めたひとに「あらすじ」を提示して「こんなの、これが最後ですからね」と告げて、そのひとに立ち去ってもらうためだったりする。
 そのためには幾分傲慢とも目立ちたがりとも誤解されようが、ひとわたり書いてしまおうと思う。実際この25年間、ジブリのイシゾネに興味本位で接近したひとびとのほとんどが、以下に記す事情も知らぬままに興味を満たして去ってしまったのだし。(この項、おわり)